鋼管は一般にも販売されています

鋼管はその名前のとおり鋼でできたパイプのことで、大規模には例えば産業界でガス管や水道管などに用いられている例があります。

プラスチックなどでできた管よりも強度が高いことが特徴です。

内部が中空状ですから液体や気体の搬送に用いられることが多いですが、用途は必ずしもそれだけではありません。

中空であるためにそれだけ軽く、その割に強度が保たれる特徴を利用して、種々の構造物の骨組みに用いられることもあります。

こうなってくると、利用はあくまでも産業界だけであって一般向けに販売などされていないし、仮にされていたとしても利用する場面などないと思われるかもしれませんが、意外とそうでもありません。

確かに大型の鋼管を個人的な目的で利用するシーンはあまりないかもしれませんが、例えば山間部に農地を持っているような人であればそこに水を引くために利用するようなことは十分に考えられます。

そして、小型のものであれば個人的に作るような構造物の骨組みとか支柱などにも使うことができ、ホームセンターなどでも販売されています。

例えば庭に花壇を作りたいと思い、植栽のための棚を設けようとした場合に、その棚の支柱に使うようなケースです。

この程度になってくると鋼管という呼び方はあまり適切でなく、鉄の棒とでも呼んだほうが良いのかもしれませんが、広い意味では含まれることは間違いありませんし、そもそもサイズをどこかで明確に区別できるわけでもありません。

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