多様な核シェルターの設置に対応
戦時中の日本には至るところに防空壕が点在していました。
しかし、今となってはそのほぼ全てが解体され、安全な避難場所が少ないのが現状です。
さらに厄介なことに、今では核兵器や生物化学兵器を使った戦争のリスクが高まっていることため、安全な空気を確保できる空間を作り出す必要があります。
つまり、核シェルターを設置することは、国を挙げて取り組むべき課題です。
ところが、日本ではシェルターの普及率はわずか0.02%という厳しい現状があります。
言い換えると、わが国には1万人に2人分しか放射性物質や生物化学兵器などから身を守ることができる空間はないという計算になります。
大阪府羽曳野市にある株式会社シェルターは、核シェルターの普及率を少しでも高めようと奮闘している会社です。
株式会社シェルターは、今から50年以上も前からシェルターの設置に取り組んできました。
主な事業内容は海外のメーカーから質の良いシェルターを輸入し、販売すること、そしてそれを設置するための工事を行うことです。
これまで大阪や東京などの大都市のみならず、全国各地にシェルターを提供してきた実績を持ちます。
設置可能なシェルターの種類は多種多様で、ほぼ全ての天災や人災による危機から回避できる、地下核シェルター、津波や地震用のシェルターがあります。
さらに、マンションや一般的な戸建て住宅に設置することができる、汚染空気ろ過装置の設置にも対応しています。
これは、放射性物質や生物化学物質などの有害物が、設置した室内に侵入しないようにするための装置です。
住宅の一室に設置できること、低予算で設置できることで、近年注目を集めています。